
今回は2014年から話題となり、今現在も注目されている「デュモルチェライト」について解説していきます。
デュモルチェライトの名前の由来・歴史や石言葉まで紹介し、美しく輝くその魅力に迫っていきましょう!
- デュモルチェライトの由来/歴史がわかる
- 石言葉がわかる
- デュモルチェライトの魅力がわかる
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目次
デュモルチェライトとは?名前の由来・歴史
【デュモルチェライトの基本情報】
宝石名 |
Dumortierite
(デュモルチェライト) |
鉱石名 |
アルミニウムケイ酸塩鉱物
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比重 | 3.2-3.4 |
硬度 ※モース硬度 |
7-8.5 |
主な産地 |
アメリカ/ブラジル/マダガスカル/日本(栃木県・福島県)etc
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誕生石 | 7月8日 |
デュモルチェライトは、1881年に命名された比較的新しい分類の宝石であり、発見者の「ユージン・デュモルティエ氏(フランス人の古生物学者)」の名前から宝石名が名付けられました。
その後、2000年以降にクリスタルの中にデュモルチェライトが入っている鉱物※がブラジルで発見され、一気に名前が広がったという経緯があります。
高い透明度の中に鮮やかな色合いのブルーが広がっており、神秘的な美しさと幻想的な雰囲気を併せ持つ宝石と言えるでしょう。
【※デュモルチェライトインクォーツ】
2014年に発見されたクリスタルの中にデュモルチェライトが含まれている宝石は「デュモルチェライトインクォーツ」と名付けられて話題になりました。
クリスタルの中に放射状に広がる鋭い結晶が特徴的で、美しい色合いと共に中に広がるデュモルチェライトの結晶を楽しむことができる宝石となっています。
産出量は未だ少なく希少な宝石とされており、特に「ジェム・ジュエリークラス」と呼ばれる宝飾品として価値あるものはほぼ産出されない、幻の宝石です。
【鉱物としての特徴】
デュモルチェライトを鉱物に分けると、アルミニウムケイ酸塩鉱物に該当します。
鉱物内の鉄・チタンの混ざり具合によって宝石の色見が変わると言われており、モース硬度も7~8,5と高いことから加工しやすいという特徴があります。
産地の詳細については後記しますが、アメリカネバダ州を中心にブラジル・マダガスカル、日本でも産出されている宝石です。
日本では、美術品の装飾や顔料(絵具)として用いられることも。
また、基本的に青色ですが、白や希少な赤みがかったもの(ピンク系)のデュモルチェライトも産出されます。
デュモルチェライトの石言葉について
デュモルチェライトの石言葉は「克服」「希望」「発想」「幸運」「良縁」「決断」といったものがあります。
青く透き通った輝きは、癒しの力と希望・勇気を与えてくれるでしょう。
ここからは、デュモルチェライトが持つパワーについて解説していきます。
新しい出会いや転機をもたらす力がある
デュモルチェライトの石言葉にも「良縁」「幸運」があるように、自分にとって良い巡り会わせを招いてくれます。
ネガティブな状態を好転させる「克服」という力も備わっているので、何かに挫折したり、人間関係で思い悩んでいる方にはおすすめのパワーストーンです。
デュモルチェライトは、新しい環境への変化を促し、自分の目標や夢に向かって努力する貴方を応援してくれるはずですよ。
集中力・記憶力を高めてくれる
デュモルチェライトには記憶力・集中力を高めてくれる力があると言われています。
青く透き通ったデュモルチェライトは、鋭い洞察力や聡明さを連想させる見た目ということもあり、持ち主の記憶力・集中力といったインテリジェンスな部分に力を与えてくれると言われているのです。
和名では通称「思慮の石」と呼ばれることもあり、多方面から物事を考える思考・本質を見抜く洞察さといった力を与えてくれるでしょう。
失敗を断ち切り、希望をもたらす
デュモルチェライトは「克服」「決断」「希望」「発想」といった石言葉があり、苦手や失敗を克服し、新しいチャレンジを応援してくれる宝石でもあります。
また、前述した「思慮の石」の"思慮"とは、単に考える力のことだけではなく「おもんばかる」という「現在の状況、相手の気持ちといったものをはかる」意味も込められている宝石です。
今の自分の環境・状況を的確に把握し、相手の気持ちを慮ることで、失敗を断ち切るための「決断」や「発想」といった「希望」をもたらし、失敗や苦手を「克服」することができるでしょう。
ビジネスシーンや人間関係等、色々な場面で活躍してくれるパワーストーンと言えます。
デュモルチェライトの選び方
デュモルチェライトは透明度と色見、内包物の状態によって品質が判定されます。
特にデュモルチェライトの中でも、特に大きく綺麗な色見の物は「ブルーファントム」と呼ばれて流通することもあり、高値で取引されることも。
(ただし、宝石としての価値は市場であまり評価されていないため、あくまでパワーストーンとして用いることをオススメします。)
表現がやや難しいですが、水晶部分の透明度の高さと青い色の濃さが重要になります。
特に、青色の濃さとは、単に色が濃ければよいと言った訳ではなく、チタンや鉄が混ざっている都合で「グレーみ」と呼ばれる黒っぽい色が混ざることが多いのです。
「グレーみ」が少なく、純粋な青色で色見が濃い天然物は非常に希少ですが、中には含浸処理と呼ばれる人工加工によって色見が調整されるケースもあり、天然と人工物では大きく価値が変わるので注意が必要です。
ただし、見た目の綺麗さでは人工加工※された物の方が美しい色合いになることが多いので、好みに合わせて選ぶようといいでしょう。
(※サファイア等、人工加工しても一定レベルまでは"天然"として扱われる宝石も存在します。)
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デュモルチェライトの主要原産地
デュモルチェライトの主要な原産地は「アメリカ・ブラジル・マダガスカル・日本(栃木県/福島県)」です。
デュモルチェライトは鉱物に分類すると「アルミニウムケイ酸塩鉱物」であり、アルミニウムを含む地層から産出します。
(アルミニウムを多く含む変成岩やペグマタイト等の火成岩が多い地域で産出されやすいとされています。)
産地で最も有名なのはアメリカネバダ州・マダガスカルであり、質が高く美しいデュモルチェライトが多く採れる一方、日本やその他の地域で産出されるものは品質や結晶の大きさ等が今一つであり、宝石として価値のある物はあまり採れません。
(中でもマダガスカルは青色が美しいものが多いと言われています。)
日本において顔料(絵具)として使われていた理由の一つも、宝石としての価値あるものではなく、砕いて別の用途に用いる品質の物が多く採れていたということでしょう。
ヨーロッパでも採れる鉱山があるとされており、世界中の色々な場所から産出されるようですが、宝石・天然石としての品質を持つデュモルチェライトが出る鉱山は少ないようですね。
まとめ:デュモルチェライトは「思慮深さと希望」を与えてくれる石
今回は、デュモルチェライトについてその魅力や産地、石言葉などを解説させて頂きました。
デュモルチェライトは比較的最近になって注目され始めた宝石ですが、実は1800年代から発見されています。
メジャーな宝石と比較すると知名度は低いものの、透き通ったブルーの幻想・神秘的な魅力と美しさは今現在も人気がある宝石です。
男性女性問わず付けられる色合いのパワーストーンですので、新しい出会いを求めている方や勝負事を控えた方は、一度デュモルチェライトのパワーにあやかってみてはいかがでしょうか!