
エチオピアオパールの特徴としてどのようなことがあげられるでしょう?
美しい見た目から注目を集めている天然石ですが、実は比較的新しい宝石になります。
発見時期や特徴、選び方、そのお手入れ方法まで確認していきましょう。
- エチオピアオパールの特徴がわかる
- エチオピアオパールの選び方がわかる
- エチオピアオパールのお手入れ方法がわかる
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目次
エチオピアオパールの発見
数ある天然石の中でも、エチオピアオパールは1993年に市場に流通し始めた比較的新しい宝石になります。
オパール自体はオーストラリアやメキシコなどでも採掘されているメジャーな宝石なのですが、エチオピア産のものは近年注目度が上がってきているものだと考えてよいでしょう。
最初に見つかったのはエチオピアのshewa地区というところなのですが、2006年にはwollo地区でもオパールが発見され大量に流通するようになりました。
ただ2013年には原石での輸出が禁止されたこともあり、現在では処理を施されたエチオピアオパールが多く流通しています。
エチオピアオパールの特徴
さまざまなオパールがありますが、エチオピア産にはエチオピア産の特徴があります。
まず、エチオピアオパールは遊色効果が強いことで有名です。
見た目としては透明感が高く美しいライトオパールのようなものが多いですね。
しかしその一方でエチオピアオパールは内部の水分量が多いという特徴も。
悪いことではないのですが、これにより「ハイドロフェン現象」という効果が見られることがあります。
ハイドロフェン現象
エチオピアオパールに見られる「ハイドロフェン現象」とは、水を吸い込む性質によりその見た目に変化が現れることを指します。
由来としてはギリシャ語の「hydro(水)」と「phane(現象の理由)」からきているのですが、エチオピアオパールを水に浸けておくことでその効果がよく分かるようになっていますよ。
エチオピアオパールは水に浸しておくと白っぽい色合いからどんどん見た目が変わっていき、透明度の高いメキシコ産オパールのような見た目になることがあります。
実際に目にすると石とは思えないような神秘的な現象ですが、これはエチオピアオパールの大きな特徴でもあり、ある種の魅力でしょう。
色合いが変化する様子から、「カメレオンオパール」や「マジックオパール」という名称で市場に流通していることもあります。
エチオピアオパールの選び方
ではそんなエチオピアオパールはどのように選ぶとよいでしょう?
手元に迎えるとなるとどれがよいのか悩んでしまいますよね。
これはエチオピアオパールに限らずオパール全体に通じる部分でもありますが、石の遊色効果はまずチェックすべきポイントでしょう。
遊色効果はエチオピアオパールにとって大きな魅力となる部分です。
パッと見た時の印象はもちろん、別の角度からもどのように見えるか確認し、自分がより綺麗で美しいと感じるものを選んでみてください。
専門的な価値の高さはおそらく素人では判断が難しいでしょうから、悩んだ時はより鮮やかで多くの色が見えるものがおすすめです。
また、石には基本的に内包物などはないほうがよいのですが、オパールの場合はまれにそれすらもその石の個性として評価されることがあります。
売る予定などがない限り自分の直感を信じて選ぶことになんの問題もありませんが、もしどうしても価値が気になる場合はその場で店員さんなどに尋ねるとよいアドバイスがいただけるかもしれませんよ。
同じエチオピアオパールでもその見え方は様々ですから、いろいろな角度から見た上で魅力を感じたものを選んでみてください。
エチオピアオパールのお手入れ方法
エチオピアオパールのお手入れ方法ですが、基本的には柔らかい布で汚れを拭き取ってあげれば十分です。
どうしても汚れが気になる場合は、ほんの少し湿らせた布で優しくお手入れしてあげるとよいですね。
使用した後は目に見えない皮脂や汚れがついている可能性もありますので、必ず拭くように心がけましょう。
また、先にご紹介してきたようにエチオピアパールはハイドロフェン現象が見られるような石になります。
乾燥してしまう冬の季節は、水分が減って、割れてしまう可能性もあります。
また、水分が必要だからと、水やオイルに浸すのも良くありません。その瞬間はとても美しく見えますが、水分やオイルが蒸発していく過程で、オパールの隙間が開き、割れやすくなってしまいます。
そしてもう1点気を付けなくてはいけないのが乾燥です。
水分を避けろと言ったばかりなのに乾燥も?と思うかもしれませんが、エチオピアオパールは元々水分量の多い石なので実は乾燥にも弱い傾向にあります。
直射日光に長時間当ててしまうと乾燥により割れてしまうこともあるので、なるべくそのような環境は避けるようにしてください。
エチオピアオパールは手に取りやすく美しいので管理を大切に!
このように聞くとエチオピアオパールは扱いづらい石にも思えますが、しかし、日光と乾燥にさえ気を付ければ、十分楽しめる石となっています。
遊色が豊かで、虹色の光が輝くオパール 。
ぜひとも美しいオパールを手元にお迎えして、その魅力を堪能してみてください。